2/18 17:15K.O.(日本時間26:15) | ||
サンダーランド | 2 - 0 | アーセナル |
K・リチャードソン 40' | 1 - 0 | |
OG(チェンバレン) 78' | 2 - 0 | |
サンダーランド: ミニョレ;バーズリー、オシェイ、ターナー、K・リチャードソン、S・ラーション■、カッターモール■、ガードナー■、コルバック、マクリーン、セセニョン(88分F・キャンベル) アーセナル: ファビアンスキ;サニャ■、ジュールー■、ヴェルマーレン■、コクラン(10分スキラチ)(53分ロシツキー)、ソング、アルテタ、ジェルヴィーニョ、ラムジー(53分ウォルコット)、チェンバレン、ファン・ペルシー | ||
観客:26042人 サンダーランドが準々決勝へ |
18日に行われたFAカップ5回戦、サンダーランド対アーセナルの一戦は、2-0でホームのサンダーランドが勝利した。
アーセナルは、アフリカ・ネーションズカップ帰りのジェルビーニョを先発で起用。チェンバレンもスタメンで使い、ウォルコットをベンチに置いた。ミラン戦の大敗を払しょくしたいところだったが、立ち上がりから苦しむことになる。
開始10分、先発でピッチに送り込んだコケリンが、いきなり筋肉を痛め、プレー続行不可能となった。代わりにスキラッチを投入したが、負傷者続出中のディフェンスラインは、不安定なプレーを続ける。
すると、40分には先制ゴールを献上した。セットプレーのこぼれ球をリチャードソンがシュート。DFに当たってコースが変わったことも災いし、サンダーランドにリードを許す。
追いかけるアーセナルは、53分にラムジーとスキラッチを下げて、ロシツキとウォルコットを投入し、より攻撃的な布陣となる。しかし、ボールを支配しながら、なかなかシュートを放てずにいると、77分にカウンターの餌食となった。
サンダーランドは、自陣左サイドでボールを奪うと、すぐさまセセニョンがカウンターを仕掛ける。アルテタをかわして前進し、スルーパスを出すと、ペナルティーエリア右からラーションがシュートを放った。これは右ポストに嫌われたものの、懸命に戻ってきたチェンバレンが押し込む形となり、サンダーランドのリードは2点に広がった。
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでミランに0-4と大敗し、ベスト8進出が困難になっているアーセナルは、FAカップで敗退。残すは首位マンチェスター・シティと勝ち点17差のプレミアリーグだけという厳しい状況となっている。
ヴェンゲル監督は、翌週に行われるトッテナムとのダービーで、再び勢いに乗りたいと思っており、試合後の会見で次のようにコメントした。
「我々は、献身的なプレーをしていたと思う。とても難しい試合だった。1週間で、厳しいアウェーゲームを3つこなしている。スケジュールの運がなかったね。激しく戦ったが、少し運がなかった。(ジョン・オシェイがロビン・ファン・ペルシを倒したシーンは、)100パーセントの確率でPKだ。だから、(主審のハワード・)ウェブさんのミスだね。それに、サンダーランドの先制ゴールは、最初の枠内シュートだった。我々はかなりボールを支配したが、あまりチャンスはなかったね。サンダーランドは、良い守備をしていたよ
「プレミアリーグを良い形で終えるためにも、次の試合に集中しよう。CLでまだ小さな可能性が残っているが、まずは次のビッグマッチだ。こういった時期に、我々のことが話題になり、非難され、分析されることは良いことだと信じている。我々は、そこから反発して、次の試合で良いプレーが見せられると思っている」
また、元マンチェスター・ユナイテッド主将のロイ・キーン氏が、「私がこれまでに見てきた中で最低」と、アーセナルのプレーを酷評したことについては、「それは厳しすぎる判断だと思う」と返答した。
この一戦では、フランシス・コケリン、アーロン・ラムジー、セバスティアン・スキラッチが途中交代しているが、どの選手も負傷離脱ということになるという。ヴェンゲル監督は、「また3人の選手を失った。彼らのうち誰も、来週の試合には間に合わない」と述べた。
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