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2012年2月23日木曜日

ヨーロッパリーグ ベスト32第2戦、ンチェスター・シティ 4 - 0 FCポルト

シティ、ポルトを退けてベスト16へ








2/22 18:00K.O.
イングランドマンチェスター・シティ4 - 0ポルトガルFCポルト
アグエロ 1'1 - 0
ジェコ 76'2 - 0
シルバ 84'3 - 0
ピサーロ 86'4 - 0
マンチェスター・シティ
ハート;リチャーズ、コンパニ、レスコット、クリシー、バリー(58分ミルナー)、N・デ・ヨング、シルバ、Y・トゥレ、ナスリ(69分ジェコ)、アグエロ(80分ピサーロ)

FCポルト
エウトン;アレックス・サンドロ、ロランド(77分)、オタメンディ(63分C・ロドリゲス)、マイコン、L・ゴンサレス、フェルナンド、ジョアン・モウティーニョ、ヴァレラ(63分サプナル)、J・ロドリゲス(81分デフール)、フッキ
観客:39538人 2試合合計6-1でマンチェスター・シティがベスト16へ


22日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、マンチェスター・シティ対ポルトの一戦は、4ー0でホームのシティが勝利した。この結果、2試合合計スコア6ー1で、シティのベスト16進出が決まっている。
敵地でのファーストレグに2ー1で先勝していたシティは、ホームで最高のスタートを切った。キックオフから約20秒で、先制点を奪う。デ・ヨングが敵陣で相手のパスをインターセプトすると、ヤヤ・トゥーレがすぐさまスルーパス。このパスを受けたアグエロがペナルティーエリア右からゴール左に流し込み、早くも先制に成功した。

出鼻をくじかれたポルトだが、最低でも2点を取らなければいけないという状況に変わりはなく、攻撃的なプレーを続ける。17分には、GKと1対1の決定機をつくったが、ハートの好守に阻まれた。

シティは29分、先制点と同じような形でビッグチャンスを迎える。シルバが高い位置でボールをカットすると、すぐに裏のスペースのアグエロにパスを通した。アグエロは飛び出してきたGKをかわすと、戻ってきたDFの頭上を狙ったループシュートを放つ。しかし、これはクロスバーに嫌われて、追加点にはならない 。

後半はより攻撃意識を高めたポルトが大きなチャンスを何度かつくるも、ゴールを決めることができない。57分にはついにゴールネットを揺らしたものの、ゴール前でオフサイドがあったため、得点は認められなかった。ポルトは運にも恵まれない。63分には、味方DFマイコンの蹴りが顔面に入ってしまったオタメンディが、交代を余儀なくされた。

カウンターで試合を決定づけたいシティは、76分に待望の瞬間を迎えた。左サイドからアグエロがドリブルで中にスライドしていくと、ペナルティーエリア右へスルーパス。これが途中出場のゼコに通り、2ー0となった。

シティ2点目の後、ポルトはCBのロランドが審判に抗議をして2枚目のイエローカードを提示されて退場となると、ポルトの集中力は切れてしまった。84分にシルバ、86分にピサーロが追加点を奪い、シティが4ー0と大差をつけている。

決勝トーナメント2回戦に進んだシティは、レギア・ワルシャワ対スポルティング・リスボンの勝者と対戦することになる。


一方マンチェスター・シティFWカルロス・テベスは、昨年9月のバイエルン・ミュンヘン戦で出場を拒否したとされる騒動について、「全面的に謝罪する」と話した。ロベルト・マンチーニ監督は、選手の謝罪を受け入れたことを認め、2週間程度にピッチへ戻る予定だと明かしている。

22日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのポルト戦に4-0で快勝した後、マンチーニ監督が『ESPN』でコメントを残した。

「カルロスの声明をチェックした。私は明日、彼と話をする。私は彼の謝罪を受け入れたよ。私はあのとき(バイエルン戦の試合後)、彼は二度とプレーしないと言った。しかし、その1週間後、私は彼に電話をして『全員に謝罪しよう。そうすれば、私にとっても終わりだ』と話した」

「彼はトレーニングをこなして、試合に出るまでに2~3週間が必要になるだろう。しかし、調子が良ければ、もっと早く戻ることもできると思う」

また、2試合合計スコア6-1でポルトを下したことについても触れている。


「良い結果だね。早くゴールを奪うことが大事だった。しかし、その後でポルトは、ボールを支配してきた。4-0という結果は、少しできすぎだと思う。ただ、いずれにしても、次のラウンドに進むことができた。とても重要なことだ」

ポルトを下したシティは、決勝トーナメント2回戦で、レギア・ワルシャワ対スポルティング・リスボンの勝者と対戦することになる。

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