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2012年2月27日月曜日

イングランド・カーリングカップ決勝、カーディフ・シティ 2 - 2 リヴァプール

リヴァプールに実に6シーズンぶりのタイトル






2/26 16:00K.O.(日本時間25:00)
カーディフ・シティ2 - 2リヴァプール
メイソン 19'1 - 0
1 - 160' シュクルテル
1 - 2108' カイト
ターナー 118'2 - 2
カーディフ・シティ
ヒートン;マクノートン(106分ブレイク)、ハドソン(99分ジェラード)、ターナー、A・テイラー、コウィー、ウィッティンガム、グンナルソン、メイソン(91分キス)、ミラー、ジェストゥード

リヴァプール
レイナ;G・ジョンソン、シュクルテル、アッガー(86分カラガー)、ホセ・エンリケ、ヘンダーソン(58分ベラミー)、ジェラード、アダム、ダウニング、キャロル(103分カイト)、L・スアレス
観客:89044人 延長戦1-1、PK戦3-2でリヴァプールが優勝
6日に行われたカーリングカップ決勝で、リヴァプールはカーディフと対戦し、PK戦の末にトロフィーを手にした。リヴァプールは6シーズンぶりのタイトル。リーグカップ制覇は、2002-03シーズン以来で、8度目の優勝である。
carling cup 2012, liverpool , Gerrard
6シーズンぶりのタイトルを目指すリヴァプールは、立ち上がりからチャンスをつくる。2分、ジェラードが持ち上がってカウンターを仕掛けると、グレン・ジョンソンのミドルシュートがクロスバーを叩いた。

力強いスタートを切ったかに思われたリヴァプールだが、その後は精彩を欠く。格下相手ということで気を抜いたわけではないだろうが、相手にスペースを与えてしまい、プレスも甘かった。すると19分、まさかの展開になる。ペナルティーエリア右にスペースに出たスルーパスがメイソンに通り、カーディフが先制。リヴァプールが追いかける形となる。

リヴァプールの攻撃は、ダウニングが中心。左サイドで果敢に仕掛けて、良質のクロスを供給した。39分には、左サイドを抜けてニアに低めのクロスを入れるも、ヘンダーソンが空振りしてしまう。44分には、ジェラードのFKにアッガーがヘディングで合わせたが、シュートはGKの正面に飛んでしまった。
追いかけるリヴァプールは、58分にヘンダーソンを下げて、カーディフ出身のベラミーを投入した。するとその直後に、同点弾が決まった。CKからの混戦でシュクルテルが押し込み、リヴァプールが試合をふりだしに戻す。

その後は両チームにチャンスがあったものの、ゴールは決まらず、1-1のまま延長戦に突入した。

延長戦に入ると、リヴァプールが攻めて、カーディフが気迫の守備で耐える展開になった。延長前半、カーディフはリヴァプールのジェラードの従兄弟にあたるアンソニー・ジェラードを投入。一方のリヴァプールは、キャロルを下げて、カイトが入った。

交代策が当たったのは、リヴァプールだった。延長後半に入って108分、カイトがゴールネットを揺らして、2-1とした。

しかし、まだ試合は終わらない。最後まで諦めないカーディフは118分、右CKのチャンスが続くと、ファーサイドに上がったボールをターナーが押し込み、2-2の同点に追いついた。

トロフィーを懸けたPK戦。先攻のリヴァプールは、ジェラードがGKに止められる苦しいスタートになると、2人目のアダムは枠を大きく外した。しかし、カーディフも3人目までに2人がポストに嫌われる。リヴァプールは、3人目のカイト、4人目のダウニング、5人目のG・ジョンソンが決めると、カーディフは5人目のA・ジェラードが枠を外してしまい、リヴァプールが歓喜の瞬間を迎えた。

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