インテルは22日、セリエA第19節でラツィオをホームに迎える。クラウディオ・ラニエリ監督は前日会見で、前節ミラノダービーでの勝利で気を緩めてはいけないと語った。
ミランとの直接対決を制し、6連勝と絶好調のインテル。
だが、勝ち点1差で上を行くラツィオとの一戦を前に、ラニエリ監督は
「ダービーは過去のことだ。もう忘れたい。私にとっては、今はラツィオのことしかないんだ。彼らはアウェーで強い。明日はダービー以上に難しい試合となるだろう」と警戒を強めている。
ミラノダービーでもインテルのプレーが美しくないとの批判があったが、ラニエリ監督はあらためて反論した。
「美しいプレーをしているチームは少ないと思うがね。好みは人それぞれ違うものだ。私はダービーがとても素晴らしい試合だったと思っている。
サッカーの歴史おいて、美しいプレーをしてきたチームは数少ない。(ヨハン・)クライフのアヤックス、(アッリーゴ・)サッキのミラン、(エレニオ・)エレーラのインテルなどだ」
「ほかには(ファビオ・)カペッロのミランや(ズネデク・)ゼーマンが率いたチーム、(ペップ・)グアルディオラのバルセロナや(ジョゼ・)モウリーニョのレアル・マドリーもそうだね。
イタリアにはある哲学がある。それを放棄しなければいけない理由が分からない。我々は実践的なんだ」
負傷から復帰したMFヴェスレイ・スナイデルや、移籍の噂もあるFWマウロ・サラテ、不調が取りざたされているFWジャンパオロ・パッツィーニらについては、このように話している。
「スナイデルはモチベーションにあふれているようだ。すぐに先発で起用する過ちを犯したくない。私が適切と考えるタイミングでプレーするだろう。
スナイデルと(リカルド・)アルバレスの同時起用? どんな可能性も排除しない。良い選手は同時にプレーできる。共存させるのは私の仕事だ」
「私はサラテを信じている。起用すれば、常にポジティブな感覚を与えてくれるからね。今は(ルク・)カスタイニョスの方がマウロより好調だが、彼も重要な答えを見せてくれたよ。
パッツィーニ? 私は(ディエゴ・)ミリートより好調だと思う。ディエゴにゴールが戻ってきたのは、ジャンパオロがすごくチームのためにプレーしているからだ。そういうスピリットが必要なんだよ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000010-goal-socc
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