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2012年1月26日木曜日

コパ・デル・レイ準々決勝第2戦、バルセロナ 2 - 2 レアル・マドリード

バルサ、苦しみながらもマドリーを葬る

トータルスコア4-3で準決勝へ




●ロングバージョン



1/25 22:00K.O.(日本時間翌6:00)
バルセロナ2 - 2レアル・マドリード
ペドロ 43'1 - 0
ダニエウ・アウヴェス 45'2 - 0
2 - 168' C・ロナウド
2 - 272' ベンゼマ
バルセロナ
ピント;ダニエウ・アウヴェス、ピケ、プジョル、アビダル、シャビ、ブスケッツ、イニエスタ(29分ペドロ)、メッシ、セスク(69分ティアゴ・アルカンタラ)、A・サンチェス(77分マスケラーノ)

レアル・マドリード
カシージャス;アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス(87分)、ファビオ・コエントロン、L・ディアッラ(51分グラネロ)、シャビ・アロンソ、エジル、カカ(60分カジェホン)、C・ロナウド、イグアイン(60分ベンゼマ)
2試合合計4-3でバルセロナが準決勝へ

25日のコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグ、カンプ・ノウで行われたバルセロナ対レアル・マドリーのクラシコは2-2のドローで終了し、バルセロナがトータルスコア4-3で上回って準決勝進出を決めている。

バルセロナのグアルディオラ監督は、2-1で勝利したファーストレグと同様のメンバーを起用し、ダニエウ・アウベスの位置によって4バックから3バックに移行できるシステムを採用。ダニエウ・アウベスのほか最終ラインに、プジョール、ピケ、アビダル、中盤にシャビ、ブスケッツ、イニエスタを配置。前線にはセスク、メッシ、アレクシス・サンチェスを据えた。


マドリーのモウリーニョ監督は、踏みつけ行為で物議を醸しているペペをセンターバックとして先発起用。4-2-3-1のシステムで、最終ラインにはペペのほか、アルベロア、セルヒオ・ラモス、コエントランを配置。ラッサナ・ディアラ、シャビ・アロンソの2ボランチの前にエジル、カカー、クリスティアーノ・ロナウドを据え、1トップをイグアインとした。

立ち上がりから攻勢を仕掛けたのはマドリー。1分にD・アウベスのパスミスを拾ったイグアインがゴール右にわずかに外れるシュートを放ち、11分にはエリア内左に侵入したC・ロナウドのシュートでピントを脅かす。ボールを保持するバルセロナのバイタルエリアへの侵入を許さず、小気味よくショートカウンターからの攻撃を繰り返した。26分にはエジルがエリア手前からシュートを打ったが、これはクロスバーに直撃しゴールとはならなかった。


一方のバルセロナは、29分にイニエスタがアルベロアとの接触で負傷し、予期せぬタイミングでペドロを投入する。すると43分に、このペドロが劣勢を跳ね返す先制点を記録。エリア手前までボールを持ち込んだメッシのパスをフリーで受けると、カシージャスが守るゴールを冷静に破った。さらに前半のロスタイムには、左サイドのフリーキックをエリア手前右で受けたD・アウベスが、ゴール左隅に強烈なミドルシュートを突き刺して加点した。


対するモウリーニョ監督は、52分にL・ディアラをグラネロを代えて打開を図る。その2分後にはS・ラモスがヘディングでネットを揺らすも、これは直前のD・アウベスへのファウルを取られてノーゴールに。迎えるチャンスを得点につなげられないモウリーニョ監督は、62分にカカー、イグアインをカジェホン、ベンゼマに代える。すると、68分にエジルのスルーパスからC・ロナウド、71分にプジョールのマークを個人技で振り切ったベンゼマと得点し、逆転まで1点に迫った。


一気に差を縮められたグアルディオラ監督は、78分にペペとの接触によって負傷したA・サンチェスに代えてマスチェラーノを投入。マスチェラーノをセンターバックに配置し、プジョールを右サイドバックにスライドさせて守備に注力した。その後のマドリーの攻勢を退け続けると、88分に空中戦でブスケッツにひじ打ちを浴びせたS・ラモスが2枚目のイエローカードで退場となり、数的優位に立つ。これで楽になったバルセロナは、リードを維持したまま終了を迎えた。

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