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2012年1月23日月曜日

リーガ・エスパニョーラ第19節、レアル・マドリード 4 - 1 アスレティック・ビルバオ


レアル・マドリー、首位で前半戦を折り返す



1/22 21:30K.O.(日本時間翌5:30)
レアル・マドリード4 - 1アスレティック・ビルバオ
0 - 113' ジョレンテ
マルセロ 25'1 - 1
C・ロナウド(PK) 47'2 - 1
C・ロナウド(PK) 67'3 - 1
カジェホン 86'4 - 1
レアル・マドリード
カシージャス;マルセロ、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、アルベロア、シャビ・アロンソ、グラネロ(73分L・ディアッラ)、カカ(79分カジェホン)、エジル、C・ロナウド、ベンゼマ(68分イグアイン)

アスレティック・ビルバオ
イライソス;アモレビエタ(61分トケロ)、サン・ホセ、イラオラ、ハビ・マルティネス、イトゥラスペ、スサエタ(68分イニゴ・ペレス)、アンデル・エッレーラ、オスカル・デ・マルコス(66分)、ジョレンテ(61分イバイ・ゴメス)、ムニアイン


22日のリーガエスパニョーラ第1節延期分、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのアスレチック・ビルバオ戦を4-1で制した。先のクラシコの敗戦によって、この試合でブーイングを受けたジョゼ・モウリーニョ監督は、会見でそのことを問われるも一笑に付している。スペイン『マルカ』が伝えた。

この試合の84分、ベルナベウの南スタンドに陣取ったウルトラスがモウリーニョ監督の名をコールした際に、スタジアム全体がこのコールを拒絶して口笛を吹いた。モウリーニョ監督にブーイングが向けられたのは初のことで、これはポルトガル人指揮官が、ついにアンタッチャブルな存在ではなくなったことを意味する。

しかし、試合後会見に出席したモウリーニョ監督は平静だった。ブーイングについての質問に対して、次のように返答した。

「何でもないことで、問題ではない。ポルト、チェルシー、インテルでは一度も受けたことはないが、初体験というものはすべての人に用意されている。ここではジダンやロナウド、ゴールデンシュー(欧州得点王)を獲得したクリスティアーノ(・ロナウド)がブーイングを受けた。私が批判の対象とならない道理がどこにある? ジダンはブーイングに、そのサッカーで返答をした。ロナウドとクリスティアーノもだ。私が返答をし、(ブーイングをした)彼らが悲しみを感じる日もあるだろう」


「厳しい一週間だったかって? 我々は1試合を失った。それだけだ。私はマドリディスタではなく、プロフェッショナルなんだ。ブーイングを受けたとしても、クラブ首脳陣と問題を抱えることは決してない。チェルシーのようにブーイングがないクラブならば別だが、我々のホームは世界で最も偉大な選手たちが批判される場なんだ」


『マルカ』が報じたセルヒオ・ラモスらスペイン人選手たちとの衝突について問われると、きっぱりとこう返した。


「私は『マルカ』を読んでいないし、試合の日に選手たちが読むことも禁止している。何を報じたかも分からないことについて、話しはしない」


試合については、次のように振り返った。


「ベンチから立たなかったのは、我々が良いプレーをしたからだ。前半はジョレンテや、中盤からの飛び出しを見せたデ・マルコスといった選手によって守備でミスを犯した。0-1とされたがチームは良いプレーを見せ、冷静に勝利を収めた。私には逆転できるという感覚があった」


今季の前半戦が終了したが、チームが挙げた成果には満足しているようだ。


「首位でリーガを折り返すのは初めてのことだ。チャンピオンズリーグではベスト16に進出し、コパ・デル・レイは1試合が控えている。コパで敗退するとしても、それはアルコルコンではなくバルセロナによってだ。我々の状況は厳しいものではない。辛い時期を過ごしているのは、オスカール・リボット(22日に父親が逝去したトップチームの広報部長)だ」

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