年2月1日(水) - スタッド・ドゥ・フランスヴィル(フランスヴィル)
Ghana | 1 | 1-1 0-0 | 1 | Guinea |
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バドゥ | 28' | 得点者 | 45+2' | アブドゥル・ラザギ・キャマラ |
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直接対決でマリに負けているため、決勝トーナメント進出のためには勝ち点が必要となる立場だったギニア。立ち上がりからコレクティブで積極的なプレーを見せてガーナを押し込んだが、セットプレーから一点を失って、後半には退場者も出してしまい引き分けが精一杯だった。別会場での試合でマリが勝利したため、ギニアはグループ3位となり敗退が決定した。
強豪ガーナ相手にもハイライン・ハイプレス、中央ではワンタッチ、ツータッチで早く繋いでサイドで仕掛けて、というコレクティブなサッカーで挑んだギニア。その力を遺憾なく発揮し、序盤から敵陣に切れ込んでいった。時折高い最終ラインの裏をギャンに使われそうになることもあったが、流れの中では耐え抜いた。
しかし決定力を欠いて先手を取れない状況が続き、さらに28分にはセットプレーから先制点を奪われる。アユーのショートコーナーに対応できず、インクームに繋がれ、バドゥの強烈なミドルシュートを許し、ネットを揺らされた。
前半のロスタイムには左サイドに抜け出したアブドゥル・ラザギ・キャマラが、クロス性のキックをそのままゴールに決めて同点に追いつくことに成功する。
これを切っ掛けに反撃に繋げたいところであったが、69分にママドゥ・バーがペイントシルとの接触で2枚目の警告を受け退場。一人少なくなったことでプレスの勢いが落ち、ガーナにボールを回される状態となり、ペースを失ってしまった。
ギニアは3試合通して内容は全く悪くはなかったものの、イスマエル・バングラが再三のチャンスでミスを連発して決定力を欠き、最後には軽率なプレーで退場者を出してしまうなど、創り上げた組織に土台が付いてこなかった。
逆にガーナは、内容としてはとても良い状態にあるとは言えないものの、実に彼ららしい守備をベースに接戦に持ち込むサッカーが出来ている。ギニアほど派手な外面ではないが、地力があり土台がしっかりしているチームだといえるだろう。
なお、他会場の結果は以下の通り。
2012年2月1日(水) - スタッド・ダンゴンジェ(リーブルヴィル)
Botswana | 1 | 0-0 1-2 | 2 | Mali |
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エンゲレ | 50' | 得点者 | 56' 75' | デンベレ ケイタ |
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