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リヴァプール | 2 - 1 | マンチェスター・U |
アッガー 20' | 1 - 0 | |
1 - 1 | 39' 朴智星 | |
カイト 88' | 2 - 1 | |
リヴァプール: レイナ;ホセ・エンリケ、アッガー、カラガー、ケリー、シュクルテル、ジェラード、マクシ・ロドリゲス、ヘンダーソン、ダウニング、キャロル(控え:ドニ、G・ジョンソン、コアテス、シェルヴェイ、アダム、カイト、ベラミー) マンチェスター・U: デ・ヘア;エヴラ、J・エヴァンス、スモーリング、ラファエウ、ギッグス、朴智星、キャリック、スコールズ、L・バレンシア、ウェルベック(控え:リンデゴーア、R・ファーディナンド、ファビオ、M・キーン、ポグバ、ベルバトフ、J・エルナンデス) |
28日に行われたFAカップ4回戦、リヴァプール対マンチェスター・ユナイテッドの一戦は、2-1でホームのリヴァプールが勝利した。QPRと対戦したチェルシーは、1-0の白星でベスト16入りを決めている。
3回戦でマンチェスター・シティを下したユナイテッドは、4回戦でリヴァプールと敵地で対戦し、先に決定機をつかむ。17分、バレンシアから右から仕掛けると、ペナルティーエリア手前から右足でシュートを放った。しかし、左隅を襲ったシュートは、惜しくもポストに嫌われる。
すると21分に、リヴァプールが先制点を奪った。左CKのチャンスを得ると、ユナイテッドGKデ・ヘアは飛び出して競ろうとするが、混戦をかき分けることができない。中央へのボールにアッガーが競り勝ってヘディングシュートを放ち、これがゴールに吸い込まれた。
対するユナイテッドは39分、バレンシアのヒールキックを受けたラファエウが右サイドを縦に突破。ニアへクロスを入れると、パク・チソンが右足で決めて、1-1の同点に追いついた。
後半はこう着状態が続いたまま、なかなか試合が動かない。それでも、引き分け再試合の可能性が高くなってきた終盤、再びスコアが動いた。88分、ゴールを決めたのは、途中出場のカイトだった。GKレイナからのロングフィードをキャロルが頭で後方に流すと、フリーでペナルティーエリア右に走り込んだカイトがボレーで合わせて、グラウンダーの強烈なシュートを叩き込んだ。
プレミアリーグで7位とあまり調子の上がらないリヴァプールだが、カーリングカップでは決勝に進み、FAカップではこれでベスト16。カップ戦では順調に勝ち進んでいる。
一方敗退したユナイテッドのファーガソン監督は試合後、イギリス『ITV』で次のように話した。
「どうして負けたのか、分からない。我々のパフォーマンスは、本当に良かった。ただ、FAカップではそういった試合もある。常にサドンデスの戦いだ。我々は長年、こういった経験をしてきている。しかし、この結果は我々にふさわしくないものだから、がっかりしているよ」
「選手には満足だ。試合を支配して、良いプレーをした。負けるような戦いではなかったね。本当なら、勝っているべき試合だった。我々の方が優れていたが、FAカップは怖いものだ。こういうことが起きたのは、これが初めてではない」
久々に起用したGKダビド・デ・ヘアのミスで相手に先手を取られたユナイテッドは、終盤にロングボールからあっさり失点した。ファーガソン監督は、チーム全体のミスであることを強調した。
「もちろん、回避できるものだった。うまく対応できなかったね。(1失点目は)GKの周りにDFがたくさんいすぎたんだ。2点目は、運だったよ」
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