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2011年9月20日火曜日

U22日本代表 最新の動向


U-22(22歳以下)日本代表は佐賀・鳥栖合宿初日の19日、ロンドン五輪アジア最終予選初戦マレーシア戦(21日)の会場ベストアメニティスタジアムで非公開練習を行った。


MF清武弘嗣(21=C大阪)がピッチ上で足だけでなく口も動かし続ける「しゃべくりサッカー」でマレーシア戦勝利を目指す。この日も練習時に積極的に声を出すなど、A代表経験者としてチームを引っ張っていこうという自覚が十分。「いつも1人でしゃべっていますが、そういうのがないわけではない。皆でしゃべって(試合を)コントロールしなきゃいけない」と話した。

90分間声を出し続けるとなると、超大作を演じるベテラン落語家並み? の口数の多さが求められるが、心配はしていない。「このチームはしゃべる人が多いので問題ない。誰かがしゃべったら誰かが(続けて)言うし、途絶えないように(自分も)声を出していきたい」と、声でのサポートの重要性を説いた。

GK権田も「A代表を経験しているキヨ(清武)や原口が率先して声を出すようになっていて、雰囲気もいい」と、早くも効果を認める。当日は約2万5000人のサポーターの声援がスタジアム内に飛び交う可能性が高く、清武も負けじとピッチで大声を張り上げ、チームの連係を高めていく。


FW永井謙佑(22=名古屋)が好調さを伺わせるように口も滑らかだった。「1点入れば勢いづく。そこはいけそうな気がするんすよ。清武の乗り具合とか」とニヤリ。この日は関塚監督が蹴るクロスで、攻撃陣がヘディングシュート特訓に励んだ。得点すれば練習終了。最後まで残ったのは永井と大迫。ラスト1球で永井のシュートはゴールラインを割ったかにみえたが認定されず。「本番で決めればいいんです」と取り置きを強調していた。


流通経済大学4年のMFでU22のキャプテンを務める山村和也(21)が、来季の進路先をJ1鹿島に決めたことが12日、わかった。U-22の不動のボランチで、2年時には大学生として18年ぶりにA代表に選出。10年1月のアジア杯予選・イエメン戦に出場した。J2も含め9クラブから獲得オファーが届き、川崎と磐田を合わせた3クラブに進路を絞っていた。


鹿島の椎本スカウト部長は「即戦力として考えている。将来は鹿島を背負って立つ選手になってほしい」と話した。




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