イタリア・セリエA試合結果 - 第4節
9/20 20:45K.O.(日本時間27:45) | ||
ノヴァーラ | 3 - 1 | インテル |
メッジョリーニ 38' | 1 - 0 | |
リゴーニ(PK) 86' | 2 - 0 | |
2 - 1 | 89' カンビアッソ | |
リゴーニ 90' | 3 - 1 |
20日に行われたセリエA第4節、ノヴァーラ対インテルの一戦は、3-1でホームのノヴァーラが勝利を収めた。インテルDF長友佑都とノヴァーラFW森本貴幸は、ともに先発フル出場。2004年以来となるセリエAでの日本人対決が実現した。
新加入のカスタイニョスを3トップの一角として起用したインテル。守備では引き続き3バックを採用し、ルシオとラノッキアに加えてキヴが先発出場した。だが、開始1分としないうちに、そのキヴのパスミスから大ピンチを迎える。フリーのメッジョリーニのシュートは、J・セーザルが顔面でブロックしたものの、インテルは立ち上がりから不安なところをうかがわせた。
インテルはボールこそ持つものの、プレーを組み立てることができず。運動量も少なく、連係が見られないインテルは、逆にノヴァーラのカウンターに脅かされる展開に。すると38分に、右サイドのスペースを突かれ、最後はエリア内に侵入したメッジョリーニに先制点を許した。
まさかの展開で前半を終えたインテルは、フォルランに代えてパッツィーニ、カスタイニョスに代えてオビを投入。2トップへ移行し、長友は右サイドへポジションをチェンジした。その長友は後半立ち上がり、ドリブル突破からミドルシュートを放つが、これは惜しくもポストの横へとそれる。
反撃が期待されたインテルだが、良いところはまったくなし。逆にカウンターからノヴァーラにチャンスを許す。J・セーザルのセーブもあって失点を免れたが、67分にスナイデルを下げてサラテを投入した采配もまったく功を奏さない。
ノヴァーラが勝負を決めたのは86分。裏に抜け出した森本がラノッキアに倒されてPKを獲得する。これをリゴーニが沈めて貴重な追加点を奪うと、ラノッキアの一発退場で数的アドバンテージも手にした。
インテルはその直後、長友のクロスから1点を返すことに成功する。ノヴァーラDFのクリアが中途半端になると、ボールはパッツィーニに当たってフリーのカンビアッソの元へ。カンビアッソがこれを難なく押し込み、インテルが同点劇に向けて最後の反撃を見せるかと思われた。
だが、ノヴァーラは森本が再びインテルの息の根を止める。ロスタイム、右サイドで粘ってボールをキープし、うまくDFをかわすと、エリア内に侵入したジョルジへパス。ジョルジのシュートはJ・セーザルに阻まれたが、こぼれ球をリゴーニが押し込み、ダメ押しとなる3点目を奪った。
ノヴァーラは55年ぶりのセリエAで今季初となる白星。一方のインテルはリーグ戦1分け2敗、公式戦5試合白星なしとどん底で、ガスペリーニ監督の進退がますます騒がしくなりそうだ。
以下採点
Julio Cesar 4.3828
Sneijder 4.0828
Nagatomo 3.7068
Zanetti 3.7048
Cambiasso 3.5341
Zarate 3.5138
Obi 3.4618
Ranocchia 3.4584
Pazzini 3.4370
Chivu 3.1111
Lucio 2.9571
Castaignos 2.8866
Forlan 2.8729
Milito 2.6167
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