9/22 20:45K.O.(日本時間27:45) | ||
ローマ | 1 - 1 | シエナ |
オスバルド 25' | 1 - 0 | |
1 - 1 | 88' ヴィティエッロ | |
ローマ: ロボンツ;ホセ・アンヘル、ケアー、N・ブルディッソ■、デ・ロッシ、ペッロッタ(75分シシーニョ)、ピャニッチ、ピサーロ(46分ガゴ)、オスバルド、トッティ、ボッリエッロ(67分ボリーニ) シエナ: ブルキッチ;ヴィティエッロ、コンティーニ、ペゾーリ、デル・グロッソ(75分A・ロッシ■)、ヴェルガッソラ、アンジェロ(46分P・ゴンサレス)、ボルゾーニ、グロッシ(64分テルツィ)、ブリエンツァ、カライオ |
序盤からローマが高いポゼッション率をほこり、シエナが自陣に引いて守る攻防が続く。
しかし25分にSBのホセエンリケの鋭い切り替えしからのシュート性のクロスに
ボリエッロが反応しさらに中に入れると、オスバルドが押し込みローマが先制。
そのあとシエナが攻勢に出るとローマのボールロストを拾いカウンター。
ブリエンツァの浮き玉のパスにカライオが抜け出してシュートを打つが惜しくも右に外れる。
その後もブリエンツァとアンジェロとこの二人が良く絡んだカウンター攻撃を見せる。
こう着状態のまま前半が終了し、後半が始まるとローマがまたボールポゼッション率を高める。
デロッシを開いたCBの間に引かせて、中盤2枚が受け手になりながらSBを高い位置に押し上げて攻め上げようとするが、
3TOPにいるのがトッティ、ボリエッロ、オズヴァルドとみんなCFタイプで、サイドから崩すという場面がなかなか生まれない。
最終ラインでもCBのケアーやデロッシなどがパスミスする場面が目立つ。しかし守備面ではケアーは体を張った守備が印象的。
前が渋滞状態になるとピャニッチがシュートを放ったり、ロングボールが目立つ。
こう着状態を打開しようとルイスエンリケ監督がボリエッロに代えてボリーニ。ピサーロに代えてガゴを投入。
しかし流れは変わらずシエナのカウンターを食らってしまう。
ブリエンツァのシュートがポストに当たってこぼれた所をSBのヴィティエッロが押し込んで同点にされてしまい、試合は終了。
ボールポゼッションはできるが、全員が連動したプレッシングと、サイドから切り崩せる、局面を打開できる選手の必要性が浮き彫りになった試合だった。
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