人気の投稿

2011年9月21日水曜日

イングランドカーリングカップ3回戦 アーセナル 3 - 1 シュルーズベリー・タウン 宮市出場!

カーリング杯の3回戦が20日に各地で行われた。FW宮市亮が所属するアーセナルはホームで4部相当のシュールズベリーと対戦し、MFヨッシ・ベナユンらのゴールで3-1で勝利した。宮市は2-1で迎えた後半26分にFWパク・ジュヨンに代わって出場。アーセナルでの公式戦デビューを飾った。







9/20 19:45K.O.(日本時間27:45)
アーセナル3 - 1シュルーズベリー・タウン
0 - 116' コリンズ
ギブス 33'1 - 1
チェンバレン 58'2 - 1
ベナユン 78'3 - 1
アーセナル
ファビアンスキ;ジェンキンソン、ミケル、ギブス、ジュールー、コクラン、フリンポン(77分オズヤクプ)、ベナユン、チェンバレン(90分アネケ)、朴主永(71分宮市亮)、シャマフ
観客:46539人 アーセナルが4回戦へ

試合は前半16分にまさかの失点で幕を開けた。しかし同33分にDFキーラン・ギブスが1点を返す。1-1で迎えた後半13分にはFWチェンバレンが逆転弾を決めた。そして同26分にパクに代わって、宮市が出場した。緊張からか動きに堅さがあったものの、相手DF3人を引き付けてのドリブル突破など果敢にチャンレンジする場面もあった。実力発揮とはいかなかったが初の公式戦で地に足つけたプレーをみせた。チームは後半33分にベナユンが試合を決定付ける3点目。そのまま逃げ切ったアーセナルが3-1の勝利を飾り、4回戦へ駒を進めた。

中京大中京高に在学中の今年1月にアーセナルに加入した宮市だが、昨季は英国での労働ビザが取得できなかったためにフェイエノールト(オランダ)へレンタル移籍。しかし即座に主力選手として定着すると、12試合に出場し、3得点4アシストを記録していた。今季も労働ビザの取得は難しいとみられていたが、昨季のオランダでの活躍も後押しする形となり、土壇場でビザを取得。8月9日から正式に2011-2012シーズンをアーセナルの一員として過ごしていた。

そして8月20日の第2節リバプール戦で出場こそなかったもののリーグ戦初のベンチ入り。その後はケガの影響でベンチからも外れていたが、この日行われたカーリング杯3回戦で待望の出場を果たした。今後のアーセナルはリーグ戦に加えて、欧州CLなどの大舞台も控えている。まだまだ宮市の挑戦は始まったばかり。これからの活躍に大きな期待がかかる。


アーセン・ヴェンゲル監督は、シュールズベリー戦終了後、退任する考えがないことをあらためて強調した。以下氏のコメント

「ここでの仕事があと10年だろうが明日までだろうが、私はクラブのために全力を尽くす。うまくやることだけに集中する。憶測にはまったく煩わされていない。周囲が満足せず、批判するのは分かる。だが、人々がすぐに極端になるのも知っているはずだ。批判は受け入れる。批判されても無関係だ、とは言わない。だが、試合に負けて批判されて、文句を言うことはできない」

「うまくやれば称賛されるし、そうじゃなければ、非難を受け入れなければならない。だが、うまくいっているときでも、周囲の言うことすべてを信じることはできないように、うまくいかないときだって同じなんだ。私は14年間このクラブを率いて、ずっとチャンピオンズリーグを戦ってきた。これからの14年間もそうなるように願っている」

一方で、ヴェンゲル監督はシュールズベリーを称えつつ、格下相手に試合を支配されてはいないとの主張を強調した。

「少しナーバスだった。相手は良いチームだったからね。下部リーグのサッカーは良くなっていると言っていたはずだ。彼らはダイレクトだった。テクニックがないということもない。前半、ゴールを奪ってからも、彼らは危険な場面をいくつかつくった」

「前半は彼らが支配していたとは思わない。危険な場面はつくったけどね。どのチームもリスペクトしているよ。勝つのは常に難しいものなんだ。どのリーグでプレーしていてもね」

0 件のコメント:

コメントを投稿