人気の投稿

2011年9月20日火曜日

関塚監督ロンドン五輪アジア最終予選 U-22マレーシア戦前日会見


関塚監督に2点。明日は最終予選の初戦だが、2次予選の時と比べて試合前日の心境、意気込みは? あと、明日は主導権を握れる展開になると考えるが、攻撃の部分で一番大事にしたいことは?

関塚監督 いよいよロンドン五輪の出場を懸けた最終予選が始まります。グループ(リーグ)6試合の中での1試合ですけど、明日の試合は大事な第1戦だと考えています。協会、所属クラブの協力を得て6日間という準備期間をもらい、ここまでコンディションとチームでの連動、統率ということはしっかり準備できたと思っています。そういう意味で明日は自信を持って迎えたいという気持ちです。相手があることなので、しっかりとわれわれらしいサッカーをして、勝ち点3を勝ち取りたいと思っています。

対戦相手のマレーシアについてですが、試合状況の中で慌てずに、自分たちのスタイルで先制点を奪いにいくことが非常に大事だと思っています。

――まず監督に、マレーシアで一番警戒している点、特長についてどのように分析しているのか? あと、スタジアムの芝が非常に短いと思うが、グラウンドの状態について2人はどのように感じているか?

関塚監督 マレーシアの試合を何試合か見ました。非常に組織でしっかりと守備をしてくる。国内のリーグでも単独チームのようにリーグ戦に参加していますし、そういう面でもコンビネーションと言いますか、チームとしての統率が非常にできているチーム。あとは、その中でストロングな攻撃、点を取るパターンをいくつか持っていますし、マレーシアのA代表に出ているプレーヤーもいますので、その辺が警戒するところかなと思っています。

ピッチ状態についてですが、非常にフラットでボールがよく走ります。やはりわれわれの技術からしてここをうまく利用していきたいというように思っています。

永井 ピッチの状態は非常に良くて、中でやっても全然問題なくできています。芝の状態はいいです。

■関塚監督「選手の力をしっかりと発揮させたい」

――先日のA代表のワールドカップ・アジア3次予選でもそうだが、初戦というのは独特の雰囲気がある。それぞれに聞くが、明日の試合に向けてのメンタル面での不安、心配はないのか? もしあるとすれば、どのように克服して試合に入るのか?

関塚監督 やはりそういう本番の入り方のメンタル面というのはあると思いますけど、これはその辺の状況を考えた上でトレーニングでやったものが実戦で出せるように準備してきました。(直前合宿の)熊本でもお客さん、サポーターが入った中でゲームもやりましたし、そういう環境の中で日ごろやっています。わたし自身は選手の力をしっかりと発揮させたいと思っています。

永井 初戦ということで緊張もあるかもしれませんが、一週間やっていい形で試合に臨めるので特に不安はないです。

――6日間という準備期間の中で確認、修正をしたと思うが、その中で関塚監督が一番気を遣ったところは? あと永井選手、その間、選手たちは何を話すことが多かったのか? 選手間ミーティングはやったのか?

関塚監督 一番大事なことはチームが1つになって、一体感を持ってチャレンジすることだと思います。そういう意味でも、個々をしっかりとチームにする。個々を1つにするという点をポイントにしてやってきました。

永井 ピッチの上でしっかり選手同士コミュニケーションを取れているので、選手間ミーティングなどはやっていないですし、今日もそういうことはしないと思います。本当にピッチの上で解決できているので問題ないです。

■永井「サイドで起点になれるように」

――昨年、アジア大会でマレーシアと対戦しているが、その時のゲームは参考になるのか?

関塚監督 サッカーの試合と同じように条件、環境というのは違います。プレーヤー個人のものというのはそう変わらないと思いますが、われわれがしっかりと精神的にも、戦術的にもやるべきことをやらなかったらそれは参考にならないと思いますし、そういうように考えています。

永井 前回アジア大会に出場して、引いてくるというイメージが非常にあるので、その中でも自分たちの良い部分を出してしっかりやっていきたい。

――永井選手、この最終予選は引いて守ってくる相手が多いと思うが、スペースがない中でFWとしてどのようなプレーをイメージしているのか?(小澤一郎/フリーランス)

永井 サイドで起点になれるようにしっかりと顔を出して、ワンツーなりして、切り崩していければいいかなと思います。

■鈴木大輔(アルビレックス新潟)のコメント。

「(相手はカウンター狙いだと思うが)引いて守ってきてボールの失いどころが悪いといい形でカウンターを食らってしまうんで、失いどころには気をつけたいですね。(1つ崩れると連鎖反応を起こすところがあったが)バランスが崩れないようにっていうのを後ろからはしっかり見て、リスクマネジメントを意識して練習からやってきたんで、崩れないようには意識してやっていきたいです。

(立ち上がりの失点がこのチームは多いが)立ち上がりのところでいい入り方をして、それから自分たちの流れで持っていけるようにと思っているんで、そういうふうに考えると失点はできないと思うんで、気をつけたいなと思います。

(相手はサイズが若干小さい。攻略法は?)高さというところを考えると、セットプレーが1つの武器になると思うんで、自分を含めてしっかりそこで点を取れるように。立ち上がりに得点できるようにと思っています。

(最終予選で最も気をつけることは)常に自分たちのサッカーをするっていうところだと思うし、何が起こるか分からないので、アクシデントがあったとしても、常に自分たちのサッカーができるようにブレずにやっていきたいと思います。

(立ち上がりの失点が多かった理由は)アジアの試合で審判もどっちにつくか分からないところもあるし、その中でファウルをしていたってところと、あとは個人的なマークのつき方を見直したり、そういうところだと思っていますけど。マークのつき方も常に声を掛けながらやらないとっていうところはありました」

0 件のコメント:

コメントを投稿