アーセナル、３失点でスウォンジーに敗れる

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スウォンジー	3 - 2	アーセナル
	0 - 1	5' ファン・ペルシー
S･シンクレア(PK) 16'	1 - 1
ダイアー 58'	2 - 1
	2 - 2	69' ウォルコット
グレアム 70'	3 - 2
スウォンジー： フォルム；ランヘル、コーカー、ウィリアムズ、N･テイラー、ダイアー（81分ラウトリッジ）、アグスティエン（46分シグルズソン）、ブリトン、アレン、S･シンクレア、グレアム（93分リタ） アーセナル： シュチェンスニィ；ジュールー、メルテザッカー（77分チェンバレン）、コシールニー、ミケル、ラムジー、ソング、ベナユン（63分ロシツキー）、ウォルコット、アルシャヴィン（63分アンリ）、ファン・ペルシー
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１５日にプレミアリーグ第２１節が行われた。ＦＷティエリ・アンリがプレミア復帰を飾ったアーセナルだが、敵地でスウォンジー・シティに２－３で敗れている。

アンリはベンチスタートとなったが、現エースが開始早々に決定力の高さを見せつけた。５分、アルシャビンのパスをペナルティーエリア内で受けたファン・ペルシはＤＦのマークを外し切れていなかったものの、シュートのタイミングをずらすことで、ＧＫフォルムのニアサイドを射抜いた。


しかし、その後はスウォンジーがアーセナルを翻弄する展開に。アーセナルの十八番を奪うパスサッカーで、スウォンジーがポゼッションを高めた。すると１６分には、ダイアーがペナルティーエリア内でラムジーに倒されてＰＫ。これをシンクレアが決めて、１－１となった。

アーセナルは２９分、ファン・ペルシが抜け出して右足でシュートを放つが、今度はＧＫに軍配。決定機でゴールを奪えず、１－１のまま前半を終えた。後半はアーセナルがエンジン全開で立ち上がるが、勝ち越すことができない。

すると５７分に、スウォンジーが逆転した。アルシャビンとラムジーが自陣でボールを失ってから、スウォンジーが速攻。グレアムの動き出しでコシールニーを引きつけると、これでできたスペースにアレンがスルーパス。これを受けたダイアーが、ゴール左にシュートを決めて、２－１となった。


ヴェンゲル監督は、たまらず選手交代。アルシャビンとベナユンを下げて、アンリとロシツキを投入した。同点弾を目指して攻め込んだアーセナルは、６９分にその成果を出す。右サイドのハーフウェーライン付近からジュルーが長いスルーパスを送ると、スウォンジーの対応にミスもあり、ウォルコットが裏のスペースへ。ウォルコットはそのままＧＫとの１対１を制して、２－２とした。


しかし、同点とした直後がまずかった。スウォンジーはシグルズソンのスルーパスにグレアムが抜け出し、ペナルティーエリア右の角度の薄いところから巧みにゴールを決めた.


すぐに追いかける立場に戻ったアーセナルは、７２分にビッグチャンスが到来。ＣＫでゴール前にボールが入ると、メルテザッカーの目の前にボールがこぼれた。しかし、メルテザッカーはシュートを焦り、ミートできず。枠の外に外してしまう。


アーセナルは終盤、メルテザッカーを外してチェンバレンを起用し、捨て身の攻撃に出る。しかし、守備一辺倒にならないスウォンジーに手を焼いたアーセナルは、再び追いつくことができず、２－３で敗れた。