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2012年1月19日木曜日

コパ・レル・レイ準々決勝第1戦、レアルマドリー対バルセロナ

コパ・クラシコ先勝のバルサ、通算成績でついに並ぶ



●ロングハイライト



1/18 22:00K.O.(日本時間翌6:00)
レアル・マドリード1 - 2バルセロナ
C・ロナウド 11'1 - 0
1 - 149' プジョル
1 - 277' アビダル
レアル・マドリード
カシージャス;ハミト・アルトゥントップ、R・カルヴァーリョ、セルヒオ・ラモス、ファビオ・コエントロン、L・ディアッラ、シャビ・アロンソ、ペペ、イグアイン、ベンゼマ、C・ロナウド(控え:アダン、マルセロ、ラウール・アルビオル、グラネロ、エジル、カカ、カジェホン)

バルセロナ
ピント;ダニエウ・アウヴェス、ピケ、プジョル、アビダル、シャビ、ブスケッツ、イニエスタ、A・サンチェス、メッシ、セスク(控え:V・バルデス、アドリアーノ、マスケラーノ、J・ドス・サントス、ティアゴ・アルカンタラ、セルジ・ロベルト、クエンカ)

18日のコパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグ、サンチャゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリー対バルセロナのクラシコは、2対1でバルセロナが先勝した。クラシコの通算成績はともに86勝45分けとなり、バルセロナがスペインの盟主であり続けたマドリーとついに並んだ。

マドリーのモウリーニョ監督は、中盤でのプレッシングの強化を意図した4ー3-3のシステムを採用。最終ラインにはハミト・アルティントップ、リカルド・カルバーリョ、セルヒオ・ラモス、コエントランを配置し、中盤でチームの舵を取るシャビ・アロンソの護衛にはラッサナ・ディアラ、ペペを選択。前線にはクリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアインを据えた。

バルセロナのグアルディオラ監督は、GKピント以外は前回のクラシコと同じメンバーを起用し、ダニエウ・アウベスの位置によって4バックから3バックに移行できるシステムを採用。D・アウベスのほか、最終ラインにプジョール、ピケ、アビダル、中盤にシャビ、ブスケッツ、イニエスタを配置。前線はセスク、メッシ、アレクシス・サンチェスとした。


両チームともに慎重なプレーを見せた立ち上がりを越えると、バルセロナがボールを保持し、マドリーがカウンターで応戦するいつも通りの展開となる。そして、11分に先制点を記録したのはマドリー。得点者は前回のクラシコで決定機を決め切れず、ファンから批判を浴びていたC・ロナウドだった。カウンターの流れから、左サイドでベンゼマのパスを受けたCR7は、エリア内に切れ込み左足のシュートを突き刺した。


マドリーがスコアを動かした後は、バルセロナのポゼッションサッカーが猛威を振るった。だが16分にA・サンチェスが放ったヘディングシュートは右ポストに嫌われ、26分にはメッシがエリア内に侵入したものの、シュートはカシージャスの好セーブに遭った。マドリーの高い位置からのプレッシングにも苦しんだバルセロナは、結局同点ゴールを奪えないまま試合を折り返す。


しかし後半に入りわずか3分後、バルセロナはセットプレーからマドリーの牙城を崩すことに成功。シャビの右コーナーキックから、ファーサイドでペペのマークを振り切ったプジョールがダイビングヘッドでネットを揺らした。バルセロナはその後も攻撃の手を緩めず、55分にはエリア内のイニエスタが後方からの浮き球を直接叩いたが、これは左ポストに当たり逆転とはならなかった。

対するマドリーは、58分に右サイドのH・アルティントップのクロスからベンゼマがヘディングシュートを放ったが、これはピントの好守に阻まれる。バルセロナに圧倒され、ベンゼマのシュート以降チャンスの芽がない状況を受けたモウリーニョ監督は、66分にL・ディアラ、イグアインに代えてエジル、カジェホンを投入。普段の4-2-3-1のシステムに戻し、攻撃に厚みを持たせた。

だが、次にゴールを奪ったのはバルセロナだった。77分、メッシの浮き球のパスからアビダルがエリア内に侵入し、左足のシュートでカシージャスを破った。スコアをひっくり返したグアルディオラ監督は、より攻撃的に出るマドリーに対して、A・サンチェスをアドリアーノと交代させるなど守備にプライオリティーを傾けた。マドリーがラフプレーを見せた終盤を切り抜け、1点リードで終了を迎えている。

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