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2011年12月19日月曜日

シティがアーセナルを撃破、首位は譲らず




12/18 16:10K.O.(日本時間25:10)
マンチェスター・シティ1 - 0アーセナル
シルバ 53'1 - 0


18日に行われたプレミアリーグ第16節、マンチェスター・シティ対アーセナルの一戦は、1-0でホームのシティが勝利を収めた。

序盤からチャンスをつくったのは、ホームのシティ。アグエロが立ち上がりに好機を迎えるなど、先制ゴールに近づいた。しかしアーセナルは、GKシュチェスニーが大当たり。好守を連発して、シティにゴールを許さなかった。

一方のアーセナルは、シティほど多くのチャンスをつくれなかったが、何度かゴールに迫る場面もあった。特に35分は、決定的なシーンを演出。ファン・ペルシがペナルティーエリア手前からシュートを放つと、DFに当たったボールがゴール前のラムジーに渡った。しかし、トラップしている間にコロ・トゥーレに詰められ、シュートを放つことはできない。
均衡が破れたのは53分。シルバのゴールだった。左サイドにできた広大なスペースでバロテッリがパスを受けると、ソングを外して右足でシュート。これはGKシュチェスニーが弾いたが、目の前に構えていたアグエロがヘディングで押し込もうとする。アーセナルはヴェルメーレンが足を出して、この危機に対処するが、さらにこぼれたところをシルバが押し込んだ。

スコアが動いた後は、どちらも活発に動く。失点から3分後、ファン・ペルシがラムジーのスルーパスを受けてゴールネットを揺らしたが、体半分オフサイドで、得点にはならなかった。64分には、ジェルビーニョが左サイドを突破してマイナスにパスを入れると、ファン・ペルシがフリーでシュートを放ったが、これはGKハートが冷静にセーブする。

66分にはシティが追加点のチャンス。サバレタが鋭いインターセプトから持ち上がり、豪快にミドルシュートを放つと、強烈なボールは左ポストに弾かれた。

前半から足に問題を抱えていた様子のジュルーを後半開始早々でミケルと交代させたアーセナルは、2枚目の交代カードを切って、同点弾を目指した。目立った活躍のなかったウォルコットを下げて、70分にアルシャビンが投入される。それでも打開できないアーセナルは、83分にメルテザッカーを下げてシャマクをピッチへ。捨て身の反撃に出た。

対するシティは、72分にバロテッリを下げてミルナーを投入。86分には、ヤヤ・トゥーレとナスリに代えて、デ・ヨングとゼコを入れた。

追いつくために攻撃を強めたアーセナルは89分、左サイドでFKのチャンスを得た。逃げ切るための交代をしたシティはペナルティーエリア内を固めるが、キッカーのアルテタは意表を突いてマイナスにグラウンダーのパス。ヴェルメーレンが左足でダイレクトシュートを放った。しかし、コースがやや甘く、これはGKハートに止められる。

結局、4分のロスタイムでも追いつくことができなかったアーセナルは、敵地で敗戦。シティは前節チェルシー戦で今季リーグ戦初黒星を喫していたが、悪い流れを即座に断ち切っている。

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