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2011年12月23日金曜日

トッテナム対チェルシーのダービーは引き分け




12/22 20:00K.O.(日本時間翌5:00)
トッテナム1 - 1チェルシー
アデバヨール 8'1 - 0
1 - 123' スタリッジ
トッテナム
フリーデル;ウォーカー、ギャラス、キング、アス・エコット、モドリッチ、パーカー、サンドロ、ベイル、ファン・デル・ファールト(46分パヴリュチェンコ)、アデバヨール

チェルシー
チェフ;ボジングワ、イヴァノヴィッチ(34分P・フェレイラ)、テリー、A・コール、ラミレス、ミケル(45分オリオル・ロメウ)、ラウール・メイレレス、スタリッジ、ドログバ(77分フェルナンド・トーレス)、マタ


22日に行われたプレミアリーグ第17節、トッテナム対チェルシーの一戦は、1-1の引き分けに終わった。

3位対4位の上位対決となったロンドンダービーは、トッテナム優位で進んだ。ホームのトッテナムは立ち上がりからボールを支配すると、開始8分で先制する。ハーフウェーライン付近でボールを奪うと、左サイドのベイルが縦に独走。スピードに乗ったまま、GKとDFの間にグラウンダーのクロスを入れると、相手GKチェフのまずい対応も重なり、アデバヨールが押し込んだ。
流れるような攻撃を見せるトッテナムに対し、チェルシーは単発の攻撃でフィニッシュまで持ち込む。11分、マタのロングシュートをGKが弾いたところにスタリッジが詰めたが、シュートを枠の上にふかしてしまった。しかし、23分には同点弾。ドログバのポストプレーで左サイドを突破したアシュリー・コールがクロスを入れると、スタリッジが汚名返上のゴールを決める。ドログバのパスを受ける際、A・コールにハンドがあったようにも思われるが、レフェリーの笛は鳴らなかった。

29分には、チェルシーに逆転のチャンスが到来。右サイドからのアーリークロスをファーのドログバが胸でコントロール。すかさずハーフボレーでゴールを狙ったが、ポストに嫌われた。しかし、その後にトラブルが発生。チェルシーはイバノビッチが負傷交代を余儀なくされ、33分にパウロ・フェレイラを投入する。これに伴い、右サイドバックのボジングワがCBを務めることになった。さらに不運は続き、前半終了間際にはミケルが負傷してロメウを起用。前半だけで2枚の交代カードを切ることになってしまった。

ボールを支配しながらゴールが足りないトッテナムは、ハーフタイムでファン・デル・ファールトを下げて、後半のスタートからパブリュチェンコをピッチに入れた。

そのトッテナムは59分、セットプレーでビッグチャンスをつくる。敵陣中央付近からのFKがペナルティーエリア内に入ると、ギャラスが競ったボールがアデバヨールの前にこぼれ、肩で押し込んだ。しかし、疑惑の残るオフサイドの判定で、ゴールは認められなかった。

その後はどちらにも好機が続く時間帯がやってきたものの、均衡は破れない。すると、チェルシーは78分、最後の交代枠を使ってドログバを下げ、フェルナンド・トーレスを投入した。

しかし、80分すぎにトッテナムのチャンスが続く。トッテナムは前半の攻め疲れからか、しばらくテンポが上がらずにいたが、83分にパブリュチェンコのリターンパスを受けたモドリッチがペナルティーエリア左にスルーパス。これがフリーのベイルに渡ったが、シュートは枠を大きく外れた。その2分後には、サンドロのミドルシュートがDFに当たってゴールを襲うが、これは相手GKチェフに処理される。

すると今後はチェルシーの番。87分、敵陣中央右よりの位置からマタがFKを入れると、GKの目の前でラミレスがフリーでヘディングシュートを放った。しかし、これは枠の外へ外れる。89分には、ロメウのミドルシュートがゴールを襲うも、こちらもわずかに枠の右だった。

ロスタイムには、再度トッテナムがたたみかけた。ベイルの突破からアデバヨールがペナルティーエリア左でパスを受けてシュートを放ったが、チェフとテリーの必死の対応で枠の外へ。その後のCKもフィニッシュまで持ち込んだが、スコアは動かず、1-1のままタイムアップとなっている。

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