●得点シーン
●ロングバージョン(高画質)
10/2 20:00K.O.(日本時間27:00) | ||
スポルティング・ヒホン | 0 - 1 | バルセロナ |
0 - 1 | 12' アドリアーノ | |
スポルティング・ヒホン: ファン・パブロ;ロラ、アルベルト・ボティア、イバン・エルナンデス、カネージャ、リベラ、ナチョ・カセス■(78分ビリッチ)、ミゲル、カストロ■、トレホ(74分アジョセ)、バラル バルセロナ: V・バルデス;ダニエウ・アウヴェス、マスケラーノ、アビダル(55分マクスウェル)、アドリアーノ(79分Se・ケイタ)、シャビ、ブスケッツ■、ティアゴ・アルカンタラ、ペドロ■(55分ピケ)、メッシ、ビジャ | ||
観客:24000人 |
リーガエスパニョーラ第7節、スポルティング・ヒホン対バルセロナの一戦は、1-0でアウェーのバルセロナが勝利を収めている。
バルセロナは、この日も3-4-3の布陣でアウェー戦に臨んでいる。負傷中のセスクに代えてペドロを3トップの中央に配置し、左ウィングにビジャ、右ウィングにアドリアーノを据える変則的なシステムで挑んだ。メッシは中盤に下がり、ゴールから離れた位置で試合をスタートしている。
バルセロナは、この日も3-4-3の布陣でアウェー戦に臨んでいる。負傷中のセスクに代えてペドロを3トップの中央に配置し、左ウィングにビジャ、右ウィングにアドリアーノを据える変則的なシステムで挑んだ。メッシは中盤に下がり、ゴールから離れた位置で試合をスタートしている。
バルサは序盤、自陣に引いて組織的に守るヒホンをなかなか崩せなかったが、12分に牙城を崩して先制に成功する。中央でシャビが放ったミドルシュートがポストに直撃すると、これを詰めていたアドリアーノがシュートする。防ごうとコースに入ったヒホンDFの体に当たり、幸運も手伝ってバルサが得点を奪った。
さらに攻めるバルサは、16分に再び決定機を迎える。左サイドを崩し、チアゴが中央に折り返すと、最後はビジャが合わせてヒホンゴールを襲った。これはGKフアン・パブロの好守に防がれるも、バルサは徐々に調子を上げていく。35分にはメッシがドリブルで切り込み、エリア内に侵入する。突破を防ごうとしたヒホンDFが後ろからメッシのふくらはぎを蹴って止めたようにも見えたが、倒れたメッシにホイッスルは鳴らず、PK奪取には至らなかった。失点したヒホンも、バルサの3バックの裏を突いて積極的な攻撃を試みるが、決定的なシーンを演出できない。両者チャンスを活かし切れないまま、前半を終えた。
後半に入ると、1点を追うヒホンが攻撃に出たことによって、中盤が間延びする。バルサの選手たちが、その空間を利用することで、有利に試合を進めていく。しかし52分、バルサをアクシデントが襲う。アビダルが足の痛みを訴え、交代を要求する。すると、すぐさまマクスウェルがピッチに送り込まれた。この負傷交代により、グアルディオラ監督は戦術を変更。直後にペドロを下げてピケを投入し、従来の4-3-3に戻して安定を求めた。
バルサは76分に左サイドからアドリアーノが上げたクロスをメッシが頭で合わせて狙うも、GKフアン・パブロに防がれてしまう。メッシは84分にも中央から左足を振り抜いて強烈なシュートを見舞うが、これもGKフアン・パブロに弾かれた。
バルサは決定機を作らずも、ボール保持率を高めてピンチも防ぎ、そのまま守りきって1-0の勝利を手にしている。
ジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後、FWリオネル・メッシが倒された場面で、PKが取られなかったことについて言及した。
メッシはこの試合の35分にヒホンMFデ・ラス・クエバスに倒されてPKを要求したが、クロス・ゴメス氏の判定はノーファウルであった。この場面について問われたグアルディオラ監督は、メッシが故意に倒れることはないとの見解を示した。スペイン『EFE通信』がコメントを伝えた。
「そのシーンは見えなかった。私の位置からは遠かったからね。だが、メッシが自分から倒れることは絶対にない。エリア内の彼は、相手GKのことしか頭にないんだ。もし地面に伏したならば、倒された以外に理由がない」
また、アウェーでのヒホン戦に勝利することの難しさを説いた。
「(ヒホンの本拠地)モリノンは、ここ数シーズンの我々にとって難しいスタジアムだ。スポルティングは若い選手を数多く擁するチームで、各ラインを揃えてボールを奪うために戦う。最初の30分のプレーは良かったが、その後はスポルティングのプレッシングによって、パフォーマンスのレベルがずいぶん低下した」
ここまでのリーガを1分け5敗で終えて最下位に位置しているヒホンについては、マノロ・プレシアード監督を続投させるべきとの意見を口にした。
「ヒホンの首脳陣は選手たちが走り、試合に没頭しているかを見なくてはならない。そうであれば、彼らが監督とともにいることを意味している。選手たちがプレシアードと意思を通わせていることを、私は疑っていない。私にとってプレシアードは、この国で最も威信のある監督の一人だ」
知性的な言動や振る舞いで知られるグアルディオラ監督だが、そのことを記者から褒められると、次のように返答した。
「そうは思わないでくれ。私にも十分過ぎるほどの欠点がある。自分を代表してくれる組織に敬意を持っているだけだ。それに行儀の良い振る舞いは、苦しみを伴うことではない」
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