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2011年10月2日日曜日

イングランド・プレミアリーグ第7節、エヴァートン 0 - 2 リヴァプール ダービー戦!






10/1 12:45K.O.(日本時間20:45)
エヴァートン0 - 2リヴァプール
0 - 171' キャロル
0 - 282' L・スアレス
エヴァートン
ハワード;ヒバート(79分ヴェリオス)、ジャギエルカ、ディスタン、ベインス、コールマン(59分ドレンテ)、フェライニ、ロッドウェル(23分)、オスマン(69分P・ネヴィル)、ケイヒル、サア

リヴァプール
レイナ;ケリー、カラガー、シュクルテル、ホセ・エンリケ、ルーカス(88分ヘンダーソン)、アダム(67分ジェラード)、ダウニング(67分ベラミー)、カイト、L・スアレス、キャロル
観客:39510人 

エヴァートン対リヴァプールの一戦は、2-0でアウェーのリヴァプールが勝利を収めた。

リヴァプールがキャプテンのジェラードをベンチに置いてスタートした伝統のマージーサイドダービーは、序盤から拮抗した展開となった。9分には、両チームにチャンスが生まれる。リヴァプールは左サイドからカイトがクロスを上げると、スアレスがヘディングシュート。エヴァートンはこのピンチをGKハワードが正面でおさえて反撃に出ると、コールマンのアーリークロスにケイヒルが頭で合わせた。しかし、こちらもGKレイナの好守で、ゴールにはならない。

互角の展開が続くかと思われたが、23分に大事件が起きた。エヴァートンMFロドウェルが、スアレスに対する危険なファウルを取られて、一発退場を命じられる。ロドウェルのタックルはボールを触っていたようにも見えたが、いずれにしてもエヴァートンはキーマンの一人を失った。
エヴァートンは、サハを前線に残して、ケイヒルの位置を下げることで、バランスを維持したが、1人多いリヴァプールがボールを支配する。すると43分、またしてもスアレスがファウルをもらい、リヴァプールがPKを獲得した。ペナルティーエリア左でアダムからパスを受けようとしたスアレスは、後ろからきたジャギエルカに倒されて、先制のチャンスを手にする。しかし、カイトのPKはGKハワードのファインセーブに遭い、ゴールネットは揺れない。前半ロスタイムには、アダムのミドルシュートがクロスバーに嫌われ、0-0でハーフタイムを迎えた。

後半に入ってもなかなか先制ゴールが奪えないリヴァプールは、67分に2枚の交代カードを切る。アダムとダウニングを下げて、ジェラードとベラミーを投入した。すると71分、待望の先制点が決まる。左サイドを駆け上がるホセ・エンリケにベラミーが縦パスを送ると、深い位置からクロスが上がる。ニアのカイトがスルーしたボールがキャロルに通ると、左足のボレーシュートがゴールに決まった。

リヴァプールは82分、相手DFディスタンのクリアボールをカットしたスアレスが追加点を奪って、勝利を確実なものとした。残り時間を無失点でしのいだリヴァプールは、アーセナルとの開幕戦以来となる無失点勝利を飾っている。



一方エバートンのモイーズ監督は納得していない。試合後、次のようにコメントしている。

「アレが試合を壊した。FKになっただけでがっかりだ。イエローカードが出されたら、『なぜだ?』と思うだろう。この世で、アレをレッドカードと思う人はいないと思う。11人対11人のとき、悪い試合ではないと感じた。しかし、あの瞬間に変わったよ」

しかし、レフェリーのジャッジだけが敗因とは思ってないそうだ。モイーズ監督は、失点の場面で集中力を欠いていたことを認めている。

「チームはすべてを出し切った。ただ、守備で2、3のミスがあったね。レフェリーが試合を台無しにしたわけではないだろう」
モイーズ監督は、3-3で終わった昨年のマンチェスター・ユナイテッド戦の後にも、この一戦で笛を吹いたマーティン・アトキンソン主審の判断を非難していた。

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