バルセロナのFWリオネル・メッシ(24)が15日、準決勝のアルサッド(カタール)戦で“日本公式戦デビュー”を果たす。日本開催大会に前回バルサが出場した06年は負傷のため来日メンバー外。アルゼンチン代表では昨年10月に来日し、日本と対戦しているが、バルサの一員としてプレーするのは04年8月に鹿島とプレシーズン戦を行って以来。公式戦としては今回が初となる。
06年大会の決勝でバルサはインテルナシオナル(ブラジル)に0―1でまさかの惜敗。歴史的な番狂わせの原因の一つが、メッシの不在だった。メッシは大会約1か月前のリーグ戦(対サラゴサ)で左足の甲(第5中足骨)を骨折。すでにFWエトーも負傷で離脱していたチームにとって、3枚看板のうち2枚が欠ける緊急事態となった。エースのFWロナウジーニョこそ健在だったが、攻撃力の低下は明らかだった。
前日会見でグアルディオラ監督は「まだ時差ボけが残っている選手が何人かいる」と珍しく弱音をこぼしたが「自分たちにとっては今年最大のタイトルだと思っている」と断言。負傷者なし。バルサとメッシがいよいよ日本で見られる。
◆敵をべた褒めアルサッド フォッサティ監督は「グアルディオラ監督の功績は素晴らしい。選手としても成功しているし、尊敬しており、手腕も高く評価している」と敵将をべた褒めした。カタール国内では「政府高官から一庶民までが期待している」という注目の一戦。「自分たちのプレーができれば、いい戦いがお見せできると思う」とバルサに敬意を表してばかりの前日会見となった。
●予想スターティングイレブン
●バルセロナの非公開練習をあの手この手で見ようとする日本人ファン達の姿が話題に
欧州王者が“本気モード”で始動した。トヨタ・クラブW杯に出場するため11日に来日したバルセロナが12日、
横浜市内で約1時間の初練習を行った。ジョゼップ・グアルディオラ監督(40)は2年ぶりの優勝に向けて、
イレブンに気合を注入したが、 非公開で行われた練習が100人ほど集まったファンにのぞかれるという
ハプニングも起こった。
横浜市内で約1時間の初練習を行った。ジョゼップ・グアルディオラ監督(40)は2年ぶりの優勝に向けて、
イレブンに気合を注入したが、 非公開で行われた練習が100人ほど集まったファンにのぞかれるという
ハプニングも起こった。
2年ぶり2度目の世界一に向けて始動したバルセロナに、思わぬ事態が待っていた。来日初練習は冒頭15分だけ 報道陣に公開された後は非公開。
そのため練習場は目隠しのため高さ約2メートルの白いシートで囲われたが、隣のビルや周囲の歩道橋の上からは 丸見えだった。 100人ほど集まったファンの一部は練習風景の写真をツイッターなどネット上に公開。国内でも原則非公開を徹底していたグアルディオラ監督の“バルセロナの壁”は機能しなかった。
(写真)あの手この手で練習風景を覗こうとする日本人ファン達
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