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2011年12月14日水曜日

12/14 インテル長友2試合連続ゴールが決勝弾!勿論マンオブザマッチ!



●ロングハイライト



12/13 20:45K.O.(日本時間28:45)
ジェノア0 - 1インテル
0 - 167' 長友佑都
ジェノア
フレイ;グランクヴィスト、モレッティ、ダイネッリ、カラーゼ、ミゲル・ヴェローゾ、メスト、メルケル(76分カラッチョロ)、M・ロッシ、コンスタン(61分ヤンコヴィッチ)、ゼ・エドゥアルド(52分プラット

インテル
ジュリオ・セザル;サネッティ、ルシオ、サムエル、長友佑都、ファラオーニ(46分アルバレス)、ポーリ(70分オビ)、カンビアッソ、モッタ、パッツィーニ、D・ミリート(83分フォルラン)


13日に行われた延期分のセリエA第11節、ジェノア対インテルの一戦は、1-0でアウェーのインテルが勝利を収めた。左サイドバックとしてフル出場したDF長友佑都が、2試合連続となるゴールで勝ち点3をもたらしている。

インテルは出場停止明けのサネッティが欠場したマイコンの代わりに右サイドバックを務め、中盤ではこれがデビュー戦となるポーリが先発。前線はパッツィーニとミリートがコンビを組んだ。

前半はインテルがボールをポゼッションし、ジェノアが守りを固める展開。インテルはジェノアの守備を崩せず、ジェノアは攻撃に転じることができないままで、試合はこう着した状態で進んでいく。

インテルは34分、CKにサムエルが頭で合わせるが、GKフレイに阻まれる。さらにこぼれ球からゴール前で混戦となり、最後はミリートが近距離から押し込もうとしたが、シュートはフレイの正面へ飛んでしまった。

前半ロスタイムには長友にも好機が訪れる。セットプレーの流れから、サネッティが左に展開すると、ルシオがダイレクトで中へ。ボックス内に走り込んでいた長友が、これに何とか合わせるが、ボールはポストの横へとそれた。
スコアレスで迎えた後半、先に動いたのは主導権を握るインテルだった。ファラオーニに代えてアルバレスを投入し、ゴールを奪うための一手を打つ。後にこの采配が奏功することとなった。

だが、後半最初のチャンスをつくったのはジェノア。56分、ベロゾのFKにグランクビストが頭で合わせ、ネットを揺らす。だが、マークしていたルシオに対するファウルか、あるいはオフサイドか、主審は得点を認めなかった。

押し気味に試合を進めながらも均衡を破れずにいたインテルだが、67分に待望の先制点が生まれる。左サイドからアルバレスがクロスを送ると、メストの前に飛び込んできたのは長友だった。ドンピシャのタイミングでヘディングを叩き込み、長友の2試合連続弾でインテルがリードを奪う。

これでジェノアが前に出ざるを得なくなり、インテルはカウンターを中心に試合をコントロールする。78分にはアルバレスのミドルがポストを直撃。82分にはミリートに代え、負傷から復帰したフォルランもピッチに立った。

直後にジェノアの控え選手が気を失って担架で運び出され、ピッチは一時騒然となる。再開してからのロスタイム、インテルはこの日最大のピンチを迎えた。クロスのこぼれからロッシにシュートを許すと、一度は長友がヘッドでクリアしたものの、さらにベロゾのミドルシュートに襲われる。だが、GKジュリオ・セーザルが見事な反応でこれをセーブ。結局、5分間のロスタイムもしのぎ、インテルが勝ち点を20に乗せて7位に浮上した。


サネッティ主将とお辞儀パフォーマンス


超攻撃的なインテルサイドバック陣

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