ラツィオ、ダービー連勝で単独3位に
3/4 15:00K.O.(日本時間23:00) | ||
ローマ | 1 - 2 | ラツィオ |
0 - 1 | 10' エルナネス(PK) | |
ボリーニ 16' | 1 - 1 | |
1 - 2 | 62' マウリ | |
ローマ: ステーケレンブルフ■(7分);タッデイ、フアン(78分ボージャン■)、エインセ■、ホセ・アンヘル、ファビオ・シンプリシオ、デ・ロッシ、ピャニッチ(58分マルキーニョ)、トッティ■、ラメラ(10分ロボンツ)、ボリーニ■ ラツィオ: マルケッティ;スカローニ■■■(86分)、ビアーヴァ■、アンドレ・ジアス、ガッリード、C・レデスマ、マトゥザレム■、A・ゴンサレス、エルナネス(88分ディアキテ■)、マウリ■(86分アルファロ)、クローゼ |
4日に行われたセリエA第26節、ローマ対ラツィオのローマダービーは、2-1でアウェーのラツィオが勝利を収めた。
開始1分でローマがCKを獲得し、5分でラツィオがマツザレムのシュートでGKステケレンブルフを脅かすなど、立ち上がりから両チームが積極的な姿勢を見せる。
すると、10分に早くも試合が動く。エルナネスのスルーパスに反応したクローゼが、ステケレンブルフに倒されてPKを獲得。これをエルナネスが沈め、ラツィオが先制する。さらに、ステケレンブルフの退場で、ラツィオは数的優位のアドバンテージも手にした。
ラメラを犠牲にしてロボントを投入せざるを得なくなったローマだが、10人になりながらもポゼッションから挽回を目指す。すると16分、セットプレーから試合を振り出しに戻した。FKのボールにフアンが合わせると、シュートはクロスバーを叩いたが、こぼれ球にボリーニが反応。ラツィオDFビアーヴァが頭でブロックしたものの、ボールはラインを割っており、ローマの得点が認められた。
これで勢いを取り戻したローマは、数的不利ながらも試合を優勢に進める。それでも、大きなチャンスをつくるには至らず、タイスコアのまま前半終了迎えた。後半に入ると、前半ほどの激しさがなくなるが、ややローマペースで試合が進んでいく。だが、ローマは57分、ピアニッチが負傷してマルキーニョと交代する。
すると、決定的な追加点を奪ったのは、ラツィオだった。62分、FKのボールにマウリが反応。滑り込みながら合わせたシュートがネットを揺らし、再び勝ち越しに成功する。さらに3分後、カウンターからエルナネスがGKと1対1になるが、ここは戻ってきたフアンにカットされ、3点目を奪うには至らない。
ローマは77分、負傷したフアンに代えてボージャンを投入。ラツィオのカウンターに脅かされながらも、同点弾を目指して勝負を仕掛ける。84分には、左サイドからのクロスにトッティが頭で合わせるが、シュートは惜しくもポストの横へとそれた。
ラツィオは86分、スカローニが途中出場のボージャンを倒し、2度目の警告で退場となる。だが、エルナネスを下げてディアキテを投入し、リードを守りに入ったラツィオが、最後までローマの反撃をしのぎ、前回と同じスコアでダービーを制した。ラツィオは消化が1試合少ない2位ユヴェントスに勝ち点3差と迫っている。
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