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2012年3月7日水曜日

チャンピオンズリーグ ベスト16第2戦、ベンフィカ 2 - 0 ゼニト・サンクトペテルブルク

ベンフィカがホーム勝利で逆転CLベスト8









3/6 20:45K.O.
ポルトガルベンフィカ2 - 0ロシアゼニト・サンクトペテルブルク
M・ペレイラ 45'1 - 0
ネルソン・オリヴェイラ 90'2 - 0
ベンフィカ
アルトゥール;M・ペレイラ、ルイゾン、ジャルデウ、エメルソン・コンセイソン、ヴィツェル、ハビ・ガルシア、ガイタン(71分マティッチ)、ロドリゴ(62分ノリート)、O・カルドソ(80分ネルソン・オリヴェイラ)、ブルーノ・セザル

ゼニト・サンクトペテルブルク
マラフェエフ;アニュコフ(53分ブルーノ・アルヴェス)、フボチャン、ロンバールツ、クリッシト、デニソフ、セマク、シロコフ、ビストロフ(46分ラゾヴィッチ)、ケルジャコフ、ジリアノフ(71分ファイズリン)
2試合合計4-3でベンフィカが準々決勝へ


チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、ベンフィカ対ゼニト・サンクトペテルブルクはベンフィカが2-0で勝利、2試合合計4-3として準々決勝進出を決めた。

ファーストレグに敗れながら、アウェーで2点を奪ったベンフィカは、ホームで積極的なプレーを見せる。相手にボールが渡っても果敢なプレスで取り戻し、攻めではよく走る。16分にはペナルティーエリア内右から、B・セーザルが左足で巻くファーサイドへのシュートを放つが、これはGKマラフェフが弾き出す。

ベンフィカはその後もM・ペレイラらが果敢に攻め、25分にはボックス右のFKからJ・ガルシアがシュートを放つが、これも決まらない。逆にゼニトは集中力高く守り、43分には相手陣ボックス内でボールを受けた相手GK、さらにパスを受けたDFへ激しく寄せる。ボールを奪ってシュートまでと、隙を逃さない集中力を見せる。

前半ロスタイム、試合が動いた。カウンターからベンフィカの選手がボックス内になだれ込む。B・セザールがボックス内から横に動かしたボールを、走り込んだヴィツェルがシュート。GKに弾かれたところをヒールで流すと、ここにM・ペレイラが走り込んでシュート。これがゴールネットを揺らした。

2試合合計得点で追いつかれ、このままではアウェーゴール差で敗退となるゼニトは選手交代で打開を狙う。攻めに出ると前に出る人数と勢いを増すが、決定的な形には至らない。逆に56分には、CKからフリーでジャルデウにシュートを許し、肝を冷やす。
ベンフィカはゼニトの攻勢を狙う。70分過ぎには相手DFに当たったロングボールをカルドソがうまく受け、エリア内でシュート。これはわずかに枠を外れる。カルドソはさらにカウンターからマイナスのラストパスを受け、フリーでシュートを放つがこれはGKに冷静に弾かれた。

ともに交代カードを切り合った試合の行方は、ロスタイムに決まった。カウンターからB・セーザルがラストパス。途中出場していたN・オリベイラがゴールを決めた。この終了間際のダメ押し点で、ベンフィカがベスト8進出を決定付けた。

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