親善試合ミランvsパリサンジェルマン

４日、ミランとパリ・サンジェルマン（ＰＳＧ）による親善試合「エミレーツカップ」が行われた。試合はミランが１－０で勝利し、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は一定の満足感を表している。また同監督は、ＰＳＧ移籍が噂されるＦＷアレシャンドレ・パトについて、ＰＳＧ側からコンタクトはなかったと明かした。




この日の試合で前半４分に決勝ゴールを挙げたパト。年末からアッレグリ監督との確執がささやかれた同選手は先日、「勝利という共通の目標がある」と話しており、指揮官も残留希望を明言している。だが、恩師カルロ・アンチェロッティ監督の就任もあって、ＰＳＧ移籍の噂は絶えない。

だが、アッレグリ監督は試合後、「アンチェロッティがパトについて聞いてきたかって？　まったくそんなことはなかったよ」とコメント。ＰＳＧからの動きはなかったと明かした。一方で、アッレグリ監督は試合への復帰を遂げたＭＦジェンナーロ・ガットゥーゾらについて、次のように話している。

「ガットゥーゾはまずまずだったと思う。最後に試合をしたのが６カ月前だったことを考えればね。（フィリッポ・）インザーギはよくやった。彼のＤＮＡには、今日のような振る舞いが刻まれているんだ。若手にとっても良いお手本だよ」

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セリエＡが再開される今週末、ミランはアタランタと対戦する。アッレグリ監督は「明日からはアタランタ戦のことを考えなければいけない。我々にとっては決して簡単ではないリスタートだ」と気を引き締めた。