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2012年1月3日火曜日

89分の決勝点でチェルシーがウルヴズを下し再び4位浮上




1/2 15:00K.O.(日本時間24:00)
ウォルヴァーハンプトン1 - 2チェルシー
0 - 154' ラミレス
ウォード 85'1 - 1
1 - 289' ランパード

プレミアリーグ第20節のウォルヴァーハンプトン対チェルシーは、89分のランパードの決勝点でチェルシーがものにした。

個々の技術で上回るチェルシーがボールを動かし、F・トーレスがうまくラストパスを狙った9、15分など、チャンスをつくり出す。対してウルヴズは最後の場面で体を張るなど粘り強く守り、得点を許さない。逆にポストを叩いた31分、枠を外れたがフリーでヘディングを放った34分と、セットプレーで相手を脅かした。

流れは変わらない後半、試合を動かしたのはチェルシーだった。マタが入れた左CKが、ペナルティーエリア内ゴール正面のラミレスに届く。ラミレスは相手を背負いながら鋭く反転すると、ゴール左上に右足シュートを叩き込んだ。

ラミレスはその2分後にもトーレスの長いスルーパスに走り込み、エリア内の角度のない位置からニアサイドにシュートを放つ。トーレスは70分には自ら仕掛け、ボックス手前でランパードからマイナスの折り返しを受けると、果敢に中央突破を試みた。

ホームで奮闘するウルヴズは、ついに追いつくことに成功する。85分、GKからのボールは一度はエリア内で弾き返されたが、これを拾って再びボックス内で勝負する。折り返したボールに反応したのはウォードで、ダイレクトで合わせたボールがゴール右に決まった。


終盤、ともに狙った決勝点が、チェルシーに生まれる。89分、ランパードはボックス手前のトーレスに預けると、縦に走り込む。するとA・コールからの低いクロスが、ゴール前のランパードの下へ。これをゴールに叩き込み、チェルシーが2度目のリードを奪った。

ウルヴズも諦めずに戦い続け、94分には左からのロングスローでエリア内でのヘディングにつなげる。だが、チェルシーGKチェフが至近距離からのこの一撃を弾き出し、試合終了のホイッスルが鳴った。

そのほかの試合、QPRとノリッジ・シティの昇格組同士の対決は、ノリッジが2-1で勝利した。バートンに11分に先制点を奪われたノリッジだが、42分に追いつくと、83分にモリソンが逆転のゴールを決める。このゴールが決勝点となり、ノリッジが勝ち点3を重ねた。

同じく昇格組のスウォンジー・シティはアストン・ヴィラを2-0で下し、上位に食らいつきたいストーク・シティはブラックバーンに2-1と競り勝っている。

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