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2012年4月26日木曜日

チャンピオンズリーグ 準決勝第2戦、レアル・マドリード 2 - 1 バイエルン・ミュンヘン


PK戦までもつれ込む激戦制し、バイエルンがホームでのCL決勝チケットをつかむ


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スペインレアル・マドリード2 - 1ドイツバイエルン・ミュンヘン
C・ロナウド(PK) 6'1 - 0
C・ロナウド 14'2 - 0
2 - 127' ロッベン(PK)
レアル・マドリード
カシージャス;アルベロア、セルヒオ・ラモス、ペペ、マルセロ、シャビ・アロンソ、ケディラ、ディ・マリア(75分カカ)、エジル(111分グラネロ)、C・ロナウド、ベンゼマ(106分イグアイン)

バイエルン・ミュンヘン
ノイアー;ラーム、ボアテング、バートシュトゥーバー、アラバ、ルイス・グスタヴォ、シュヴァインシュタイガー、クロース、リベリ(95分ミュラー)、ロッベン、M・ゴメス

PK戦:アラバ○、ロナウド×;ゴメス○、カカ×;クロース×、シャビ・アロンソ○;ラーム×、セルヒオ・ラモス×;シュヴァインシュタイガー○
2試合合計3-3、延長戦0-0、PK戦3-1でバイエルン・ミュンヘンが決勝へ

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのレアル・マドリー対バイエルン・ミュンヘンは、PK戦までもつれ込む激戦の末にバイエルンが決勝進出を決めた。90分間ではマドリーが2-1としたが、2戦合計3-3となり、延長戦とPK戦の末に、バイエルンのホーム開催でのファイナル行きのチケットをつかんだ。
ファーストレグを1-2で落としていたマドリーは、開始から猛攻に出る。3分には大きく右へと展開し、ディ・マリアからのマイナスのパスをケディラが合わせるが、これはバイエルンGKノイアーの正面を突いた。

5分にはまたも左からディ・マリアへ速いボールが渡る。マルセロのクロスをペナルティーエリア内で合わせると、このボレーがアラバの腕に当たり、主審はハンドの判定でPKを指示する。これをC・ロナウドがゴール右隅に突き刺し、マドリーが先制に成功した。

バイエルンは気落ちせず、PKを奪われたプレーで警告を受けていたアラバは直後の2分、自ら果敢に攻め上がってクロスに持ち込む。ゴール前でフリーで合わせたのはロッベンだったが、これはクロスバーを越えてしまった。

すると14分、マドリーが畳み掛ける。ボールを動かしバイエルンを揺さぶると、ボックス手前で受けたエジルが空いたC・ロナウドへと素早くパス。背番号7はこれを冷静にゴール左隅へ決め、ホームチームが点差を広げた。

この2失点目にも、やはりバイエルンは落ち着いて攻めていく。すると26分、今度は自分たちがPKを奪う。M・ゴメスがクロースにはたいてボックス内に走り込むと、戻ってきたボールを受けるところで倒される。ペペに警告が出たこのPKで、キッカーはロッベン。ゴール左隅を狙ってキックはGKカシージャスの手をかすめ、ゴールネットを揺らした。これで2戦合計3-3となり、2つのレグを合わせて、勝負は振り出しに戻った。

後半開始早々にバイエルンの右クロスからM・ゴメスがヘディングを放つが、これは枠をわずかに外れる。逆に56分にはマドリーがゴールを襲い、FKに素早く反応したベンゼマが角度のない位置からシュートを放つ。これは、GKノイアーに止められた。

互いに前半よりも勢いが失せ、マドリーは75分にカカーを投入するが、状況の打破には至らない。86分にはバイエルンがアラバ、ロッベンとつないで、ゴール目前でM・ゴメスに通るが、慎重に持ち直したことがあだとなり、絶好機に打ち切れなかった。2試合合計で同点のまま90分間を終了し、試合は延長戦へと突入する。

延長前半早々の95分、バイエルンはリベリを下げてミュラーを投入する。同後半にはマドリーが、開始からイグアインを、111分にグラネロを投入と交代カードを使い切る。だが、決着はつかずに勝負はPK戦で決することになった。

先行のバイエルンは1本目を決めると、GKノイアーがC・ロナウド、カカーのキックを立て続けに止める。負けじとマドリーGKカシージャスも2本を止めたが、2-2で迎えた4本目の後攻、マドリーDFラモスのキックはバーを越えた。決めればバイエルン勝利の5本目、シュバインシュタイガーがしっかりネットを揺らし、バイエルンがホームスタジアムでの決勝進出を決めた。

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