トッテナム・ホットスパー所属のウェールズ代表ガレス・ベイル(22歳)について、プレミアリーグで首位を行くマンチェスター・シティが獲得の打診をしたところ、移籍金額を聞いてあっけにとられたと、英メディアが報じている。
ベイルの現在の契約では5000万ポンドの違約金が設定されていると言われており、シティはこの夏に他のクラブを退けてベイルを獲得する意欲十分と見られていた。
しかし、トッテナムの希望額は、クリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーへ移籍した際の世界最高額8000万ポンドの倍近い、1億5000万ポンド(180億円)というのだ。
ベイルの代理人を努めるステラー・グループによると、違約金の設定はないというから、このような天文学的数字が出て来ても不思議はない。
もっとも、2015年までスパーズとの契約があるベイルは、引く手あまたにも関わらず、当面はホワイト・ハート・レーンを去る気はないそうだ。
2009年にスパーズがベイルの売却を考えた際に、シティは400万ポンドという今から思えば冗談のような額を提示されたにもかかわらず、当時のマーク・ヒューズ監督は獲得に動かなかった。
それ以来、ベイルの株は急上昇。22日のリーグ戦でトッテナムはマンチェスター・シティに3-2で惜敗したが、一時同点に追いついたベイルのゴールはこの試合のハイライトだった。
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