サントスFWネイマールの獲得から手を引いたマドリーだが、未来の同チームFWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナFWリオネル・メッシとなる可能性を秘めるほかの若手選手にも目をつけているという。マドリーの方針は「28歳の選手に7000万ユーロを支払うより、18歳の選手に3000万ユーロを支払うべき」というもののようだ。
現にマドリーは、当時18歳であったDFセルヒオ・ラモスを移籍金2700万ユーロでセビージャから獲得したが、同選手は在籍する5年半で、その移籍金が安価とも言えるほどの選手に成長した。今夏の移籍市場で、DFラファエル・ヴァランをレンヌから移籍金1000万ユーロで獲得したことも、その方針に基づいた決断であったという。『マルカ』は、マドリーが将来的に獲得を狙っている選手として、アスレチック・ビルバオのカンテラ最高傑作と称されるFWイケル・ムニアイン(18歳)をはじめ、バルセロナMFラフィーニャ・アルカンタラ(18歳)、リールMFエデン・アザール(20歳)、アーセナルMFジャック・ウィルシャー(19歳)、ドルトムントMFマリオ・ゲッツェ(19歳)の5選手を挙げている。
一方でモウリーニョ監督は、カンテラの情報も綿密にチェックしており、外部から獲得する選手との併用を考えているようだ。『マルカ』はカンテラの有望選手として、FWアルバロ・モラタ(19歳)、FWヘセ・ロドリゲス(18歳)、MFアレックス(19歳)、MFクリスティアン・ベナベンテ(17歳)、MFホセ・ロドリゲス(16歳)の名を伝えている。